ゲーマーお父さんの人生を変えたゲーム「3」:「スペースハリアー」セガ(アーケード) 
2012/04/17 Tue. 12:33 [edit]
あまりのかっこよさに自分を根底からゲーマーたらしめたゲームがあります。
それが「スペースハリアー セガ(アーケード)」です。


引用元:http://vc.sega.jp/vca_harrier/
引用元:http://ja.wikipedia.org/wiki/スペースハリアー
もうこのゲームへのこだわりはハンパじゃなかったと思います!?
これを誰よりも上手くなるのなら、ある意味命かけてもよかったと思っていました!?(特に当時)、
はじめて見た時のシビれるぐらいの衝撃と高揚感・・・兵士が戦場にいって体験するようなソルジャーズハイを強力に感じさせ、武者震いまでしたゲームなのです。
なんてたって、音楽がいい・・・
■これこそが男として「本当にかっこいいゲーム」と言える! 男ならヤレ!

引用元:http://vc.sega.jp/vca_harrier/
スペースハリアーがどうしてかっこいいのか・・・
それは超能力戦士ハリアーの圧倒的な強さとルックス?・・・後ろ姿のみで彷彿されたプレイヤーを投影するヒーロー像!
思うに舞台のドラゴンランドでの目的は、彼からすればただの通りすがりのミッションでしかないので、
ハリアー本人からすれば「こんな星での戦闘はチョロい、さっさと片付けて帰ろうっと」てな具合の、本来朝飯前なわけです。(持論)
その証拠とも言えるのがオープニングタイトルやBGM、コイン入れると「Welcom to the FtantazyZone. Get Ready!」(ようこそファンタジーゾーンへ 準備はいいか!)と音声合成アナウンス後、軽快に流れるメインテーマはあたかも「海岸を彼女とドライブ」するかのようなご機嫌感覚のまま、間髪入れずにステージ1に突入させられます。
ところどころのステージには、ドラゴンと遊ぶボーナスステージもあったりとかで、ハリアーの気分はおそらくテーマパークに遊びきたぐらいの感覚でしかないでしょう。
このようにハリアーからすれば正義のドラゴン「ユーライア」から受け取った救援メッセージで、渋々、立ち寄っただけの余裕のミッションであるわけですが(持論)、実際のゲーム内容はスピーディーな高速3Dスクロールの中における敵の猛攻撃の連続ですから、慣れてないプレイヤーはそのギャップに苦しめられるはず。
しかしその苦しみは自分がハリアーを操れないことの葛藤と情熱を沸き立たせることになります!
こんな気分でゲームしたことなどなく、近い感覚といえば、おそらく「ガンダム大地に立つ」の話しに、いきなり投げ出された感じとも言えましょうか!?
現に、このゲームには「ドム」が登場しますし、赤いライバル機?もいます!
敵の攻撃を避けて撃つ、という行為が、ガンダムのパイロットになったかのような錯覚を覚えるのです。

引用元:http://mrbdn316.blog36.fc2.com/blog-entry-687.html
この当時、男子であれば誰もがスペースハリアーを通してアムロのようなニュータイプになりたかったのです。
■エンディングを先に見させられときのショック!その時現実を知った・・・

ハリアーが置いてある場所は家からバスで30分以上かかるデパート。
その5Fのゲームフロアに毎週通ったのは言うまでもありません。
スペースハリアーはカッコいいゲームです。ハラハラドキドキしながら毎週通ったんです。
なので、このゲームは絶対「カッコいい人にクリアーして欲しかった」という、強い情熱がありました。
だから、クリアーするのは「オレしかいない」と半ば本気で思っていました。(当時)
しかし、毎週通うぐらいでは腕はなかなか上達しません。
地元の野郎に先を越されるのは時間の問題だったのです。
ある日、いつものハリアー通いでゲームフロアーに入ると、たくさんのギャラリーが集まっていました。
なにかなと目を向けてみると、そのギャラリーはスペースハリアーの筐体に一点集中していました。
この勢いでいくとクリアーするんじゃないか・・・という空気がギャラリー中張りつめ、みなが固唾を飲んで緊張した様子でプレイヤーを見守っていたのです。
そしてついに、おそらくは地元では初めてかと思われるスペースハリアーの1コインクリアーをされてしまった瞬間を目撃してしまったのです。
(ちなみに1コインのみでプレイしなくてならない、コンティニュー不可という暗黙の了解が地元プレイヤーにはありました、デフォルト3機スタートです)
■ハリアーには似ても似つかないプレイヤー・・・
ギャラリーを含め、感動のエンディング!
と思いきや、自分は悔しさの方がいっぱいでした。
それはスペースハリアーを先にクリアーされたのもありますが、この時のプレイヤーはハリアーには似ても似つかない「デブでメガネでオタク」の汚さそうな男性だったのです。
今なら、これは甘んじることはできますが、このときわたしは、11、2歳だったので、そういう人が「ハリアーをクリアー」することが許せませんでした。(当時)
その思いと、幼い頃から培われてきたヒーロー像が自分の中でみるみる崩れさっていくかのようでした。
これが現実・・・世界を救うのは、もしかしたらこういう人なのかもしれない。
「じゃ、お前(そのプレイヤーに向かって)世界救えばいいじゃん!」という風に心の中でしばらくひねくれていたような気がします。
(中略)
後日、自分が1コインクリアーできる頃にはすでにギャラリーはなく、証明する人もいず、まったく孤独のエンディングでした(涙もでない;
しかも、他のゲーム友人に、オレ1コインでハリアークリアーした、と言っても誰も信じてくれないことが多かったのも悲しい現実でした。
■スペースハリアーの完全版を家でプレイするのに、実に10年以上の歳月を要した!
いつになったら家で「本物」ができるのか・・・
セガのマークIIIからはじめてのスペハリが出た時の興奮をまだ覚えています。
しかしマークIII自体もっていないので、それを持っている友人と本体ごと、当時購入したばかりでまだプレイもしていないファミコンの「ドラゴンバスター」と引換に一週間レンタルした記憶があります。
しかし、見た目はなんとか似ているという感じでしたが、いろいろ難点が・・・まぁこれについては多くを語らずに雰囲気はマークIII的には頑張ったから良しとしておきましょうかね。
その後も次々と出てくる、移植版・・・「ファミコン、PCエンジン、メガドライブ、PC-6001・・・そしてX68000」。
X68000あたりはけっこうまともになってきましたが、アーケードとの比較ではことごとく期待を裏切られる出来に、自分の求めていたハリアーはまだ遠い未来だと思う時期がしばらく続きました。

時代がハリアーに追いつくのはいつなんだろう・・・そもそも生きているうちにできるのか?
半ば諦めていました。
一時期はアーケード筐体までかってしまおうかと思うぐらいでしたが、ですがそんな金も保管場所もありません。
そうこうしている内にあれから10年ぐらいたっていました。
■そしてその日は来た「迷機 スーパー32X!」
スペースハリアーの完全移植が出るという噂・・・

メガドライブに接続する「スーパー32X!」という、よくわからん追加ハードで!(笑
メガCDも持ってたんで、これ付けると鏡餅のようになるのは有名な話しです(笑
合計でACアダプターも3つあり、セガ専用の4口コネクタータップを常設してたほどです。
発売時には即購入したのは言う迄もありません。
(なんとアフターバーナーも初の完全移植。このように、当時スーパー32Xをリアルタイムで買った方はまさしく男の中の男!ゲーマーでしょう!)
本物のスペースハリアーを思う存分プレイするのに10年以上かかり、自分はもう大人になってしまいましたが、プレイするたびに当時の情熱が甦ってきます。
・・・結論:けっきょくハリアーするときはいつも一人のようです!
※関連:おすすめレビューhttp://hw001.spaaqs.ne.jp/otimusya/spaceharrier.htm



それが「スペースハリアー セガ(アーケード)」です。


引用元:http://vc.sega.jp/vca_harrier/
引用元:http://ja.wikipedia.org/wiki/スペースハリアー
もうこのゲームへのこだわりはハンパじゃなかったと思います!?
これを誰よりも上手くなるのなら、ある意味命かけてもよかったと思っていました!?(特に当時)、
はじめて見た時のシビれるぐらいの衝撃と高揚感・・・兵士が戦場にいって体験するようなソルジャーズハイを強力に感じさせ、武者震いまでしたゲームなのです。
なんてたって、音楽がいい・・・
■これこそが男として「本当にかっこいいゲーム」と言える! 男ならヤレ!

引用元:http://vc.sega.jp/vca_harrier/
スペースハリアーがどうしてかっこいいのか・・・
それは超能力戦士ハリアーの圧倒的な強さとルックス?・・・後ろ姿のみで彷彿されたプレイヤーを投影するヒーロー像!
思うに舞台のドラゴンランドでの目的は、彼からすればただの通りすがりのミッションでしかないので、
ハリアー本人からすれば「こんな星での戦闘はチョロい、さっさと片付けて帰ろうっと」てな具合の、本来朝飯前なわけです。(持論)
その証拠とも言えるのがオープニングタイトルやBGM、コイン入れると「Welcom to the FtantazyZone. Get Ready!」(ようこそファンタジーゾーンへ 準備はいいか!)と音声合成アナウンス後、軽快に流れるメインテーマはあたかも「海岸を彼女とドライブ」するかのようなご機嫌感覚のまま、間髪入れずにステージ1に突入させられます。
※ポイント1:この感覚は次の体感筐体ゲーム「アウトラン」に受け継がれます。
※ポイント2:当時、冒頭の音声合成は何言ってるかさっぱりわかりませんでしたw
ところどころのステージには、ドラゴンと遊ぶボーナスステージもあったりとかで、ハリアーの気分はおそらくテーマパークに遊びきたぐらいの感覚でしかないでしょう。
このようにハリアーからすれば正義のドラゴン「ユーライア」から受け取った救援メッセージで、渋々、立ち寄っただけの余裕のミッションであるわけですが(持論)、実際のゲーム内容はスピーディーな高速3Dスクロールの中における敵の猛攻撃の連続ですから、慣れてないプレイヤーはそのギャップに苦しめられるはず。
しかしその苦しみは自分がハリアーを操れないことの葛藤と情熱を沸き立たせることになります!
こんな気分でゲームしたことなどなく、近い感覚といえば、おそらく「ガンダム大地に立つ」の話しに、いきなり投げ出された感じとも言えましょうか!?
現に、このゲームには「ドム」が登場しますし、赤いライバル機?もいます!
敵の攻撃を避けて撃つ、という行為が、ガンダムのパイロットになったかのような錯覚を覚えるのです。

引用元:http://mrbdn316.blog36.fc2.com/blog-entry-687.html
この当時、男子であれば誰もがスペースハリアーを通してアムロのようなニュータイプになりたかったのです。
※ポイント:ハリアーのビームは超能力で制御されてるようで、例えば打ち逃した敵でも、また視界に入ってロックオンさえされていればハリアーのビームは「ギュイーン」って感じで、やわらかい弧を描いて敵を超スピードで追尾し撃破できるのです。この倒し方がもう最高にカッコいいっ!!
■エンディングを先に見させられときのショック!その時現実を知った・・・

ハリアーが置いてある場所は家からバスで30分以上かかるデパート。
その5Fのゲームフロアに毎週通ったのは言うまでもありません。
スペースハリアーはカッコいいゲームです。ハラハラドキドキしながら毎週通ったんです。
なので、このゲームは絶対「カッコいい人にクリアーして欲しかった」という、強い情熱がありました。
だから、クリアーするのは「オレしかいない」と半ば本気で思っていました。(当時)
しかし、毎週通うぐらいでは腕はなかなか上達しません。
地元の野郎に先を越されるのは時間の問題だったのです。
ある日、いつものハリアー通いでゲームフロアーに入ると、たくさんのギャラリーが集まっていました。
なにかなと目を向けてみると、そのギャラリーはスペースハリアーの筐体に一点集中していました。
この勢いでいくとクリアーするんじゃないか・・・という空気がギャラリー中張りつめ、みなが固唾を飲んで緊張した様子でプレイヤーを見守っていたのです。
そしてついに、おそらくは地元では初めてかと思われるスペースハリアーの1コインクリアーをされてしまった瞬間を目撃してしまったのです。
(ちなみに1コインのみでプレイしなくてならない、コンティニュー不可という暗黙の了解が地元プレイヤーにはありました、デフォルト3機スタートです)
■ハリアーには似ても似つかないプレイヤー・・・
ギャラリーを含め、感動のエンディング!
と思いきや、自分は悔しさの方がいっぱいでした。
それはスペースハリアーを先にクリアーされたのもありますが、この時のプレイヤーはハリアーには似ても似つかない「デブでメガネでオタク」の汚さそうな男性だったのです。
今なら、これは甘んじることはできますが、このときわたしは、11、2歳だったので、そういう人が「ハリアーをクリアー」することが許せませんでした。(当時)
その思いと、幼い頃から培われてきたヒーロー像が自分の中でみるみる崩れさっていくかのようでした。
これが現実・・・世界を救うのは、もしかしたらこういう人なのかもしれない。
「じゃ、お前(そのプレイヤーに向かって)世界救えばいいじゃん!」という風に心の中でしばらくひねくれていたような気がします。
(中略)
後日、自分が1コインクリアーできる頃にはすでにギャラリーはなく、証明する人もいず、まったく孤独のエンディングでした(涙もでない;
しかも、他のゲーム友人に、オレ1コインでハリアークリアーした、と言っても誰も信じてくれないことが多かったのも悲しい現実でした。
■スペースハリアーの完全版を家でプレイするのに、実に10年以上の歳月を要した!
いつになったら家で「本物」ができるのか・・・
セガのマークIIIからはじめてのスペハリが出た時の興奮をまだ覚えています。
しかしマークIII自体もっていないので、それを持っている友人と本体ごと、当時購入したばかりでまだプレイもしていないファミコンの「ドラゴンバスター」と引換に一週間レンタルした記憶があります。
しかし、見た目はなんとか似ているという感じでしたが、いろいろ難点が・・・まぁこれについては多くを語らずに雰囲気はマークIII的には頑張ったから良しとしておきましょうかね。
その後も次々と出てくる、移植版・・・「ファミコン、PCエンジン、メガドライブ、PC-6001・・・そしてX68000」。
X68000あたりはけっこうまともになってきましたが、アーケードとの比較ではことごとく期待を裏切られる出来に、自分の求めていたハリアーはまだ遠い未来だと思う時期がしばらく続きました。

時代がハリアーに追いつくのはいつなんだろう・・・そもそも生きているうちにできるのか?
半ば諦めていました。
一時期はアーケード筐体までかってしまおうかと思うぐらいでしたが、ですがそんな金も保管場所もありません。
そうこうしている内にあれから10年ぐらいたっていました。
■そしてその日は来た「迷機 スーパー32X!」
スペースハリアーの完全移植が出るという噂・・・

メガドライブに接続する「スーパー32X!」という、よくわからん追加ハードで!(笑
メガCDも持ってたんで、これ付けると鏡餅のようになるのは有名な話しです(笑
合計でACアダプターも3つあり、セガ専用の4口コネクタータップを常設してたほどです。
発売時には即購入したのは言う迄もありません。
(なんとアフターバーナーも初の完全移植。このように、当時スーパー32Xをリアルタイムで買った方はまさしく男の中の男!ゲーマーでしょう!)
本物のスペースハリアーを思う存分プレイするのに10年以上かかり、自分はもう大人になってしまいましたが、プレイするたびに当時の情熱が甦ってきます。
・・・結論:けっきょくハリアーするときはいつも一人のようです!
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ゲーマーお父さんの人生を変えたゲーム「2」:「五目ならべ」任天堂 
2012/04/12 Thu. 10:34 [edit]

ちなみに五目ならべが面白かった話しではありません。
これが原因でトラウマになってしまったが為に必然的にゲーマーとしての人生を歩むことになった事の話しです。
過去の内輪話しですがその経緯を誰かに話さずにはいられないのでここで明かしたいと思います。
昔、ファミコンが発売されてかなり早い段階で手に入れた友人がおり、その友人の家に自分を含む3人組で遊びにいくことになりました。
遊びにいくと「ゴルフ」「テニス」「ベースボール」そして・・・「五目並べ」などのソフトがあり、初期のファミコンの定番を抑えたラインナップでそれなりに充実していました。
■同時に二人しか遊べないファミコンの罪
すでに嫌な予感が漂っていますが、このとき遊びにいったのは自分を含む3人です。
ファミコンを起動すると、自分以外の2人がさっそくベースボールをはじめていました。
(持ち主はどっか行ってました)
見るだけでも初めは面白いのですが、観客としては10分も経てば飽きてしまい、はやくプレイしたくなる衝動に駆られます。
しかも、このベースボールがやたら長い!
ぜんぜん終わんね〜! 俺の番が回ってこね〜!
ようやくベースボールが終わったようで自分の番かと思いきや、なぜかその二人は「もう1回勝負だ!」とか言って、またやり始めます・・・;;
いったいそれを何回繰り返されたでしょうか?
二人はベースボールに飽き始めた頃、ようやく自分の番が回ってくるのかと思いきや、「今度はゴルフで勝負だ!」とかいって、また勝負し始めました・・・!
で、このゴルフがくそ長え〜〜〜〜〜!
18ホールあるんで、余裕で1時間ぐらいかかってたような気がします。
そのゴルフが終われば今度はテニスと、これもプレイ時間けっこう長いんですが、自分の番が一向に回ってこない状態が続きました。
(中略)
ゲームし続けて疲れたのかようやく二人は「ちょっと休憩」とかいって休みはじめました。
■世界一つまらんゲーム「五目ならべ」(記憶の中で)
「ついにオレの番が来たーーーーーー!」
しかし、二人は休憩中なので二人用で遊ぶゲームが非常にしにくい状況。
そこでまだ二人が手を付けてない「五目ならべ」をなぜかやるハメに・・・;;;
ていうか、まだ小学生だしルール知らないしさっきまでのスポーツゲームじゃないし、ものの5分で負けたのか速攻終了・・・!
おいこの五目ならべ「クソつまんね〜!!!」ぞっっっっっっぉ!(内心の思い)
その物静かな五目ならべプレイで疲れが取れたのか、二人は「もう一度勝負だ!」とか言って、またベースボールからやり始めました。
わたしはその五目ならべのみを数分やっただけでふたたび観客状態・・・。
(中略)
そうこうしているウチに時間は小学生ではすでに遅い夕方6時あたりになり外は薄暗くなってきました。
二人はきりのいいタイミングで思い出したかのように「もうこんな時間じゃん、帰んなきゃ!」とかいって、早々と帰宅していきました。
まさか、その後一人で残っているわけにもいかず、自分も一緒に帰宅したのはいうまでもありません。
■この五目ならべが最大のトラウマゲームの一つとなった

どれだけファミコンのゲームがしたかったか(五目ならべ以外)、おそらく二人にはわからなかったであろうと思います。
このトラウマを文章では伝えづらいですか、その後のゲーマー人生を考え、今こうやってアラフォーお父さんのゲーマーブログをやっているのを考慮すれば、非常に強力なトラウマであったことが推測していただけるのではないでしょうか?
その二人は今ではゲームなんかしちゃいないただのつまらんオヤジと化しているようですが(苦笑
このようにファミコンの登場で、子供の遊びが変化したのは言う迄もありませんが、二人しかできないという問題を作り出したのも事実です。3人組というのは一人だけ弾かれてしまうのです。
世の中のゲーム機にはコントローラーが二つしかない時代がそれから20年ぐらい続きました・・・(苦笑



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ゲーマーお父さんの人生を変えたゲーム「1」:「夢幻の心臓」クリスタルソフト 
2012/04/11 Wed. 10:23 [edit]

引用元:http://retrocomputerpeople.blog.so-net.ne.jp/2009-05-10
わたしをゲーマーの道に引きずり込み、人生を変えたゲームを紹介します。
真っ先に迷わず出てくるのがこの「夢幻の心臓」という80年代のPCゲームです。
■まだ誰もアドベンチャー(RPG含)ゲームという存在を知らなかった!?
ファミコン全盛だったころ、友達の家に遊び行ってゲームするというスタイルが確立されたのがこの辺の時代でした。
もちろんファミコンですから、当時のゴルフとかテニスとか、よくてドンキーコングあたりのちょっとしたアクションゲームが大半で、そういうものがゲームだと思っていた時にある友人が、「アドベンチャーゲームというのがあって、右に行きますか、左に行きますか? とか選択できたり、名前付けたりできる・・・!」と・・・で、それがウチにあるよとか言ってたのです。
これがどれぐらいの衝撃の言葉であったかは今となっては計り知れません。
「そんなゲームがこの世にあるのか!」という感覚です。
今で言うならなんでしょう、3Dヴァーチャル空間を脳内で再現できるようなゲームをプレイする(マトリックスのような)のと同じような非現実的な異世界ゲームとでも言えましょうか!?w
さっそくその友人の家にいってみるとそのアドベンチャーゲームというのは「PC-88」というパソコンソフトのAVGの元祖「ミステリーハウス」そして「アドベンチャーランド」etc...だったのです。
(他にも竹取物語、ハイドライド、英雄伝説サーガをその友人は所有していましたが)
それらのゲームは英語のコマンド入力式で中学に入ったばかりの知識で単語の練習でちょうど良かったのか悪かったのか、けっきょく難しすぎてその衝撃を「楽しさ」に変換することは容易ではありませんでした。
■ついに運命を決定づけたゲーム「夢幻の心臓」あらわる!
しばらくするとその友人がもったいぶったかのような別のゲームをPCにセットしました。(5インチフロッピーです)
すると剣士とドラゴンが戦っているような画面がゆっくりとペイントされていくオープニング画面・・・
(当時のマシンスペックではその絵を出すのに30秒はかかってましたが、ベーシックで開発されたので遅いみたいでしたが)
それが今は亡きクリスタルソフトの「夢幻の心臓」でした!
※豆知識1:クリスタルソフトが日本のRPGを作ったと言われており、ドラゴンクエストは「夢幻の心臓」のパクリ?と言われています。大元の作品はウルティマなのですがね。
※豆知識2:ちなみにクリスタルソフトはT&Eソフトに吸収され、T&Eソフトはスクエアに吸収されました。スクエアはご存知の通りエニックスと合併し、スクエニとなりましたね。
■なぜか農民が襲いかかってくる!?
ゲームを始める前に自分の分身の名前を付けられる設定に、もう興奮しまくり!
その後、夢幻界に落された分身は「夢幻の心臓」を求めて冒険をするわけですが、この難易度がもう激ムズ!
はじめてのプレイでは、たった数歩の街にすらたどり着けず、エンカウントで早々に出会ったグラフィカルなペイントで描かれる(これも10秒かかる)怖そうな「農民」に、速攻で叩きのめされました。(他にも木こり僧侶とか、普通は敵でないはずのキャラも襲ってきます)

引用元:http://retrocomputerpeople.blog.so-net.ne.jp/2009-05-10
感情移入された分身が死ぬ・・・ゲームの世界であるものの「死」という、はじめて味わう未知の感覚に襲われ、本当に自分が死ぬかのようにハラハラドキドキした記憶があります。たぶん叫んでたような気がします(笑
(実際に死ぬとそのキャラは使えなくなるという、今でいうウィザードリィ方式ですかね)
その日から、わたしはその友人の家に毎週通いました。週末はお決まりでした。
ただ「夢幻の心臓」やるだけのために通ったのです・・・!(苦笑
しかも通った期間約半年以上・・・w
本当にそのゲームをやるだけの為に通ったので、会話などはほとんどしませんから友人からすればいい迷惑だったかもしれません。ですが家族とも仲良く?なった気がしました。ケーキ作ったりしてくれました。
しかしながら「夢幻の心臓」に出会ったことが、ゆくゆく自分をここまでゲーマー人生に引きずり込んだとは、その友人も思わなかったでしょう。今なら声を大にして言える「ありがとう」と!w
(中略)
そして「夢幻の心臓」を自宅の環境でプレイする時がついにやってきたのです。
20年以上のも歳月を費やし、ようやく念願の一人「夢幻の心臓」をできるようになりました。しかもMacで!
昔ほどではありませんが、スタート時の緊張感と敵に遭遇したときのドキドキ感は相変わらずで、今のゲームにはない新鮮さを改めて感じています。
■人生を変えてくれたゲームには本当に感謝しています!
あの頃は夢幻の心臓の衝撃から数ヶ月も経たずに・・・PCゲーム全盛でしたから、ザナドゥ、ハイドライド、ファンタジー等、間髪入れず人生に多大な影響を及ぼす作品が続々と登場してきました。もうゲームに人生影響されまくりです!
(全部当時の友人宅でのプレイですが・・・笑)
これらのレビューはまたのちほど^^;



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category: 人生を変えたゲーム
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